情報分析・加工の例
情報の分析・加工が重要な一例を、東京都オープンデータカタログサイト 東京都_新型コロナウイルス陽性患者発表詳細を用いて紹介する。
以下は東京都における新型コロナウイルス陽性患者発表詳細の生データである。
画像引用:東京都オープンデータカタログサイト 東京都_新型コロナウイルス陽性患者発表詳細
一般的には、上記のようなデータを保有していても、それらが意味するものや全体的な傾向を掴むことは難しい。そのため、生データを加工して目的とする情報を把握する必要がある。
以下はその一例である。
画像引用:東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト
可視化することで、生データの状態では掴みづらかった"5月に入って陽性者数は減っているが、6月に入って増加している"ということが明確になる。
情報の分析・加工(可視化)は、情報を正しく簡潔に伝えるための手段の一つである。
言語が異なるなどでコミュニケーションに障害があっても、良い加工がされた情報を提示することで伝えたい内容を誤解なく伝えることができる。
このことを意識し、どのように分析・加工をすると自分の意図が明確になるかを考えながらデータ収集をすると、より効果的である。